作り方-裏
ソフト編 01.ループベースの音楽編集ソフト「ACID」の魅力
大技・小技・便利技など、役立つ?TIPSを紹介
ACIDはシンプルなソフト
ACIDは本来はパソコン上で音楽を作る時に使うソフトで、これ自体では音を作り出すことはできない。あらかじめ用意しておいた音声ファイルを並べて再生するソフトだ。こう聞くと、あまりたいしたソフトに思えないが、インターネットラジオ作りに非常に役立つ。そこで今回はインターネットラジオを作成していく時に、ACIDがいかに便利かについて書いてみたいと思う。

それぞれのファイルを読み込む
最初に書いたようにACIDはそれ自体では音を作り出すことはできないので、まずは音声ファイルを用意するところから始まる。インターネットラジオの場合、トーク部分やジングルなどを用意することになる。
トーク部分を収録した音声ファイル、あらかじめ用意しておいたジングル、BGMの音声ファイルの3つをACIDに読み込み、紙芝居の要領で並べたのが下のスクリーンショット。(茶色はトーク部分の音声ファイル、緑色はジングルの音声ファイル、黄色はBGMの音声ファイル。)
【音声ファイルを読み込んだところ】

これを書き出せば1つの音声ファイルになるのだが、このままでは各ファイルの音量がバラバラなので、「ジングルだけが小さい」、「声が少し大きい」、といったことになる。そこでACIDの本領発揮だ。上のスクリーンショットの場合、トーク部分とBGM部分が重なっているところを再生すると、それぞれのファイルが同時に再生される。つまりトークの後ろでBGMが流れるわけだ。そこでその混ざった音を聞きながら、それぞれの音量を調整する。
「あ、ちょっとBGMが大きいな。ちょっと音を下げよう」
というように、リアルタイムで(音を聞きながら)できるのがACIDのすごいところだ。
【リアルタイムで音量を調整できる】

各ファイルを調整したものを保存
このようにして各音声ファイルのバランスを調整したものを保存する。こうしておけば、新しい放送を作るたびに、トーク部分の音声ファイルのみを差し替えてやるだけで、全ての音量のバランスの取れたファイルができあがるからだ。
【音声ファイルを差し替える】

他にもいろいろ
他にも各ファイルごとにフェードインフェードアウトをさせたり、音をループ再生させることもできる。また、RealPlayer形式に直接書き出すこともできるので、エンコードソフトを使う手間を省くこともできるのも見逃せない。
インターフェイスもシンプルだし値段も手頃だ。興味のある人はぜひ一度使ってみてほしい。
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